本文へ移動

農機情報だより

「刈払機」についてのよくある質問

〔質問〕
休憩や燃料補給で刈払機を止めたら、エンジンがかからなくなった。
〔回答〕
草刈り作業中の休憩や燃料の補充のためエンジンを停止して、再始動時にエンジンがかからなくなる現象は、一時的なオーバーヒート状態が原因として考えられます。
この場合、エンジンを冷やすことで解消します。

エンジンを冷やす

30分ほどを目安に時間を置き、エンジンを冷却させて、プライマ操作をよく行った上で始動操作をしてください。

オーバーヒートを防ぐには

エンジンを止める前に、アイドリングで2分間程度の冷却運転をしてください。すぐにエンジンを止めてしまうとエンジン冷却風も止まるため、シリンダーの温度が一番熱い状態が続き、エンジンが始動しづらくなることがあります。
冷却運転無しでエンジンを停止した場合、エンジン停止後30分ぐらいはエンジン温度が上昇しています。その影響により一時的にイグニッションコイルが電気を起こせなかったり、燃料を送っても燃料が気化(べーパーロック現象)してしまい、エンジンがなかなか始動しなかったりします。
(1)エンジン停止前の冷却運転、(2)再始動時のプライマ操作を多めにすることで、オーバーヒートによるトラブルを防ぐことができます。

混合燃料の混合比について

混合比は、使うオイルに合わせるのが正しい認識です。

燃料混合表

オイル等級
ガソリン
2サイクル
専用オイル
混合比率
(ガソリン:オイル)
FB級
1ℓ
40mℓ
25:1
FC級
1ℓ
20mℓ
50:1
FD級
1ℓ
20mℓ
50:1

注意!


ガソリンだけで運転すると、エンジンが焼き付きます。
なお、混合オイルは必ず2サイクルエンジンオイルを使用してください。

混合燃料は1回で使い切る量だけ作ってください。
1ヵ月以上経過すると、腐敗してエンジンが故障します。
点検・修理は、お近くの農機センターへ
2025年7月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
2025年8月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  • 組合員対象法律相談(要予約)
  • 組合員対象税務相談(要予約)
TOPへ戻る