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農業人~あぐりすと~

菊栽培

〈神辺アグリセンター「ふれあい市」〉
 金政 基行 さん(72)  福山市神辺町
金政さんは、妻の康子さんと協力してハウス14棟30a、露地30aで小菊150品種を管理しています。
6月上旬から出荷作業に励み、2月上旬まで神辺アグリセンター「ふれあい市」や「FUKUYAMAふくふく市」などへ送り出す予定です。
生産者とほ場
ほ場と生産者
農産物
わたしの「いいね!」

就農したきっかけは?

両親が農業をしていた影響もあり、幼いころから植物を育てることに関心がありました。
農業高校卒業後、父のもとで10年ほどメロンやイチゴなどを生産していましたが、結婚を機に経営を任されたことで、菊栽培にチャレンジしようと決意。親戚の菊農家の方に教わるなどして知識や技術を身に付け、夫婦で栽培に取り組んで42年になります。

栽培のこだわりは?

赤、白、黄色の小菊をそろえて継続出荷することにこだわり、多品種を管理しています。そのため、日々の観察をしっかりと行ない、品種ごとの特性に応じて適期に挿し木や防除などをすることで、開花時期を調整しています。
昨年は猛暑や乾燥などが続き、厳しい栽培環境でしたが、長年の経験を生かしながら管理を徹底したことで出来は上々です。

ウィーブ読者にメッセージを!

丹精して育てた自慢の菊を、年間を通じて多くの人に楽しんでもらいたいです。また現在、菊のほかにトマトを栽培し、3月に出荷を予定しています。
神辺アグリセンター「ふれあい市」で毎年好評をいただいているので、今年は新たにピーマンやナスなど、ほかの野菜にも挑戦しようと思っています。おいしい野菜を出荷していきますので、ぜひ手に取ってみてください。

豆知識

豆知識
菊は、キク科キク属の多年草で、夏ギク(4~6月)・夏秋ギク(7~9月)・秋ギク(10~11月)・寒ギク(12月~)と、さまざまな季節で楽しむことができます。
観賞用に栽培される大菊や、仏花として使われる中菊、小菊、スプレー菊のほか、食用菊など、数多くの品種があります。
以前は黄色や白が主流でしたが、現在は赤やオレンジ、ピンクなど色彩が豊富です。また、彼岸の墓参り、盆、正月の飾りに加え、切り花や鉢植えなど、さまざまな用途で使用できます。
切り花を飾るときは、小まめに水を替えて清潔さを保ちましょう。花の水揚げを良くするため、水切りをしたり、余分な葉やつぼみを取り除いたりすると長く楽しめます。
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