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農業人~あぐりすと~

シロウリ栽培

箕島園芸組合白うり部会
 多木 陽平さん(44)  福山市川口町
多木さんは、水はけの良い砂地が広がる福山市箕島町で、ホウレンソウやナス、金時ニンジンなど、地域の特産農産物の周年栽培に取り組んでいます。
シロウリは、ビニールハウス3棟で約10aを管理。6月上旬から収穫を始め、8月中旬まで地元福山や岡山の卸売市場、「FUKUYAMAふくふく市」などへ出荷する予定です。
生産者とほ場
ほ場
農産物

就農したきっかけは?

以前は会社勤めをしていましたが、いつか農業がしたいという夢がありました。そんな中、箕島町で活躍するホウレンソウ農家の新聞記事を読んだことをきっかけに、箕島地域の新規就農者研修に応募。1年間の研修を受けて就農し、今年で10年目を迎えました。
現在は、露地とハウス10棟合わせて1haを管理し、特産農産物で地元を盛り上げようと、栽培管理に励んでいます。

栽培のこだわりは?

水の管理には特に気を付けています。ハウス栽培することで調整がしやすく、ほ場ごとに生育状況を確認しながら、適量を見極めています。
また、生育を促し、病気の予防にもつながる摘芯作業を丁寧に行なうことを心掛けたことで、今年も色付き、大きさともに上々のシロウリに仕上がりました。

ウィーブ読者にメッセージを!

シロウリは、生のままポテトサラダに入れたり、ナムルにしたりすることで、コリコリとした食感が楽しめておすすめです。炒めたり、煮物にしてもおいしいので、ぜひ、旬を味わってみてください。
今後も、部会の生産者や地域農家と積極的に情報交換をしながら周年栽培に取り組み、より品質の高い野菜を出荷していきたいです。
わたしのイイね!
=私の「いいね!」
家族や友人と、バーベキューやキャンプを楽しんでいます。
開放感や非日常感を味わえるのが魅力ですが、子どもたちの楽しむ姿を見ることができるのが一番です。

豆知識

豆知識
シロウリは、インドから東南アジアが原産とされ、平安時代に日本へ伝わり、その後全国各地に地方品種が誕生したといわれています。
食物繊維や、血圧の上昇を抑制する作用があるとされるカリウムを豊富に含んでいるため、腸内環境の改善や高血圧の予防に効果が期待できます。
購入するときは、
大きすぎずズシリと重みのあるものを選びましょう。丸ごと保存する場合は、ポリ袋などに入れて野菜室に保管します。切ってあるものは、種を取り除きましょう。

ふくふく市スタッフおすすめ『かんたん旬レシピ』

ピリ辛しろうり

【材料】
シロウリ…1本  ごま油…大さじ2
白ごま…適量  塩…適量
〔A〕
唐辛子(スライス)…適量  ニンニク(粗みじん切り)…1片
〔B〕
しょうゆ…大さじ3  酒…大さじ1  酢…大さじ1/2
【作り方】
(1)シロウリは、半分に切って種を取り除き、5mm幅にスライスする。
(2)フライパンにごま油と(A)を入れ、香りが立ったらシロウリを入れて炒める。
(3)
(2)に、外側から回し入れるように(B)を加える。
火を消して白ごまを絡め、塩で味を調えたら出来上がり。
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