食と農の交流館で、女性大学「いきいきレディースカレッジ」を開講し、12期生20人が入学しました。
講座では、JAの営農指導員がおいしい夏野菜の見分け方や栽培方法などを紹介し、学生は交流館のビニールハウスで収穫体験をしました。また、『家の光』の付録を参考に、「カボチャとソーセージのスープ」や、ピザ生地の代わりにナスを敷き詰めた「ナスピザ」など3品を調理しました。

第2回講座では、ヨガとプランター栽培に挑戦しました。
ヨガ体験では、静かな音楽が流れる中、「三角のポーズ」や「鳩のポーズ」などさまざまな体勢にチャレンジ。初めて体験する学生も無理のない範囲でマイペースに行ない、ゆったりと安らげる時間を過ごしました。
プランター栽培では、ハクサイやナバナ、ワケギなど５品目を植え付け、営農指導員から家庭での管理方法を教わりました。

第3回講座では、お米をテーマにした簡単スイーツ作りと、毎年大好評のサツマイモ収穫体験をしました。
スイーツ作りでは、「ライスプディング」やエーコープのこめ油を使った「もっちもち白玉きなこ」など3品に挑戦。
その後、交流館のほ場で営農指導員からサツマイモ「鳴門金時」と「シルクスイート」の特長やおすすめの調理方法などを学び、収穫を行ないました。

第4回講座では「美文字レッスン」と題し、毛筆を使って文字を書くことにチャレンジしました。
学生は、普段の生活で役立つ「のし」に表書きをするコツを教わったほか、今年の干支「辰」にちなんで「竜」や「龍」の文字を半紙に練習。筆独特のかすれ具合や、文字を太く書いて力強さを表現するなど、アレンジを楽しみました。最後は色紙に清書し、個性豊かな作品が出来上がりました。

第5回講座では、神辺地域女性部みそ加工部グループの「乙女のこうじ」を使用して、みそづくりにチャレンジしました。
学生は、手作業でつぶした煮大豆に、塩・こうじを加えて混ぜ合わせ、丁寧に容器に詰めました。
その後、家の光レシピ「おむすびドッグ」や「ソーセージとブロッコリーのみそ汁」などを調理し、ランチ会を開催。
卒業式では、学生の代表が女性大学で学んだ感想や今後の目標について発表しました。